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『福利厚生』を軸に会社を見る(1) 利用されているか?

『福利厚生』が実際に利用されているか?  
 
私は新入社員の時には、福利厚生の必要なんてそこまでないのでは、と甘く考えていました。当時は「人間ドックが一回無料」とか、「住宅ローン補助」とか、「財形貯蓄」がと言われてもピンと来ていませんでした。ちょっとした待遇に差を感じるようになったのは30歳近くになってからです。福利厚生だけで会社を選ぶのはハイリスクだと思いますが、安心して働くためには大切な要素の一つだと思います。
 
08年9月29日のダイヤモンド・オンラインによると社内託児所が増えているそうです。
企業の規模拡大・維持のために、女性の人財確保が急務になってきているからだそうです。
 
実際、人事向け情報を見ていると、「女性の人財確保」「女性の活躍」というキーワードが目立ちます。社内託児所の増加傾向についてもその一端です。
 
読めば読むほど、今まで企業は女性についてどうしていたの?
...と突っ込みたくなりますが、それはさておき。

働くチャンスが増え、働きやすい環境が広がるのはとてもいいことです。
福利厚生を見る場合、ポイントになってくるのは、「制度があるか無いか」ではなく「実際に使われているか?」という点です。
以前、男性向けの育児休暇を作った企業があったのですが、「誰も申請してくれない」と人事が嘆いていたのが印象的です。
 
上場している企業など、一見すると福利厚生は大変充実しています。けれども、使いこなせなければ絵に描いた餅であまり意味がありません。
分かりやすい例は「有給休暇」や「振変休日」です。会社は働く場所ですので、自分の都合だけでフルに有給を使い切るのも考えものですが、気軽に利用できなければ何日あっても意味がありません。

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